北朝鮮の金正日(キム・ジョンイル)国防委員長の長男・金正男(キム・ジョンナム)が8月末、中国を訪問した金委員長に会い、「金正恩(キム・ジョンウン)が天安(チョンアン)艦事件を起こすのをなぜ黙認したのか」と抗議したと、KBS(韓国放送公社)が14日報じた。

中央日報 – 金正男「天安艦は金正恩の仕業」 父に抗議…KBS報道

金正男氏が8月、父である金正日総書記に対して抗議をしたという。
内容は、「金正恩が無理に貨幣改革(デノミ)を推進して失敗し、これを挽回するために天安艦事件を起こした。金正恩の顔が知られる前に起きたことなのに、なぜ黙認するのか」と抗議したという。

北朝鮮では昨年の11月にデノミを実施し、旧貨幣100ウォンを新貨幣1ウォンと交換した。これは、インフレ抑制の目的もあったが、たんす預金を吸い上げという、人民からの搾取のため。効果は出ず、物価高騰、国民のたんす預金は紙くずとなり流通の停滞が起きた。
このデノミは大失敗に終わったということで、責任者と言われた人物は「反革命分子」として銃殺されている。

このたびの正男氏の発言は、このデノミの本当の責任者が「金正恩氏」であるということが明るみになった形だ。
そして金正恩氏は、その挽回として、さらに天安艦事件を起こしたという。
韓国海軍の哨戒艦「天安」が原因不明で爆発。そして沈没したのも疑惑のままだったが、これで北朝鮮の仕業ということが明るみになった形となる。

これまで天安沈没には、米国工作説や、韓国自演説などもあったが、北朝鮮内部からの証言で、確定されたと言っていい。これを黙認していた中国も同罪だ。

このように、日本を取り巻く諸国民の中には、「平和を愛する」者ではない人々が含まれている。
尖閣諸島問題の中国とともに、日本国憲法の前文である「平和を愛する諸国民の公正と信義を信頼して」という部分には、当てはまらない国もあるということだ。

前文適応外の国もあるという前提で、我が国は防衛の準備をしなくてはならないのではないだろうか。

今の一言:話がつながってきましたねー