【大紀元日本10月28日】中国貴州省貴陽市近郊でこのほど、地元政府による家屋強制移転の暴力事件が発生した。移転に同意していない多くの住民が武装警官に暴行され、重傷者が多数出た。政府の組織的な暴力行為に、一部の住民は土下座して懇願したという。

強制移転に抗議 武装警官に暴行される 村民ら、土下座で懇願=貴州省 – (大紀元)

中国貴州省で地元政府による家屋強制移転の暴力事件が発生している。
福建省でも強制移転問題があるが、中国では人民の土地は問答無用で取り上げられる。両方とも、補償が満足ではないという農民側からの抗議だ。
福建省での強制土地収用は、農地にまだ未収穫の作物が残っていたのにも関わらず、土地の強制収容が行われた。それを知った村民が機動隊と激突。数人の怪我人が出て、複数が連行された。

数値的には目覚しい発展を遂げる中国だが、その実かなり人権を無視した搾取の上に成り立っている。都市部ではそのようなことはないのかもしれないが、郊外の農村地帯では、先住の人々の生活など考えてもいない。あくまでも国家、政府が潤うための経済政策で、これではいつか破綻がくる。

貴州省の土下座事件は、なんとしてでも土地を守りたい農民が土下座までして懇願した。
賠償金は、周辺地区の住宅販売価格の半分にも満たず、出ようにも出られない。政府の都合で、ある日突然土地と家を失った人々は、もう土下座するしかなかったのだろう。
しかし、10月21日、地元政府は1000人もの公安と武装警官率いて村へ。「家屋の強制取壊」を始める。
抵抗した農民の中では一時危篤状態の者もいるという。「武装警官が釘付きの警棒で彼女の頭を殴った」との証言もある。警棒の釘が頭に入ってしまい危篤状態へ。

これで近代国家と呼べるのだろうか。中国は人権を認め、一人ひとりの国民の幸福を追求する国家にならなければならない。
そのためには国が大きすぎるだろう。これでは、周辺の富が、一部共産支配階級に流れこむという搾取国家の構図だ。国の領土を広げていかなくてはならないのも、そうしたところに理由があるのだろう。

今の一言:これでも沖縄知事選の革新系候補の伊波さんは、沖縄を中国にしたいのかなあ