ロイターより 流出ビデオにはないシーンも

ロイターより

尖閣ビデオ流出は本当に衝撃だ。
逮捕シーンが無いことで、様々な憶測が飛び交っているが、当初尾ひれがついた話だと思っていた海保職員殉職の話が、ここにきて信ぴょう性を帯びてきた。驚いた。
いかに民主党でも、殉職者を出して、漁船を返し、船長を釈放するとは夢にも思わなかったからだ。

海保職員が臨検の際に突き落とされたのは本当だと思っていた。
当時、石垣にいた西村眞悟氏が、講演で語っていたからだ。氏は現場にいたのであり、行動力旺盛な方だから関係者から耳にしたのだろうと思っていた。しかし、漁船が海保職員に乗り上げ、命を落とすまでに至っていた経緯を、惠隆之介氏、佐々淳行氏も真実のように語る。いったい真実はどこにあるのだろう。

問題は中国の東進の野望

ロイターより 小型船が出ているということは、突き落とされた職員の救出?

ロイターより 小型船が出ているということは、突き落とされた職員の救出?

話を原点に戻すと、流出したビデオを見ただけでも、中国が計画的に領海を侵犯し、尖閣諸島周辺で紛争を起こそうとしていることがわかる。
たまたま起きた領海侵犯漁船衝突事件なのではなく、中華帝国の東進計画の一つということだ。
ということは、これが終わりではない。これが始まりだ。今後様々な事変が日本を待ち受けていると見ていい。
すでに多くのところで語られているが、中国海軍の父であり大戦略家とも言える1997年まで中央軍事委員会常務副主席を務めた劉華清氏の提唱した海軍建設の予定は以下の通りである。

  • 「再建期」 1982-2000年 中国沿岸海域の完全な防備態勢を整備 ほぼ達成済み
  • 「躍進前期」 2000-2010年 第一列島線内部(近海)の制海確保。2015年にずれ込む見込み
  • 「躍進後期」 2010-2020年 第二列島線内部の制海権確保。航空母艦建造
  • 「完成期」 2020-2040年 米海軍による太平洋、インド洋の独占的支配を阻止
  • 2040年 米海軍と対等な海軍建設

列島線

この図を見てお分かりのように、ただいまは第一列島線確保の段階であり、第一列島線内の制海権確保。この悲願の過程の尖閣諸島漁船領海侵犯体当たり事件である。
日本は狙われているのだ。これを忘れてはいけない。

中国の東進に門戸を開く民主党政権

このような中国の東進がわかっているにもかかわらず、民主党政権、菅首相、そして仙谷由人官房長官は柳腰外交を繰り返す。
菅が国連で不在の時に起きた漁船衝突事件。タイミングを見てもおわかりではないか? 中国は朝貢外交をすることに間違いのない仙谷が仕切るタイミングを狙った。これで、船長釈放、最大の証拠品であり、外交カードである漁船を送り返した。

「五年後に必ず評価される」
菅はこのようにCNNのインタビューに答えた。感情的になりやすい領土問題に、我党は冷静に対処したと嘘吹く。
残念ながら菅首相の対応は、自己保身として歴史に酷評されるだろう。最悪のシナリオでは、3000年続いた日本という国を消滅させた、世界で類のない最大の愚かな政治家として評価されるだろう。仙谷にいたっては、確信的に日本を売り渡した卑怯者として名を遺すことは間違いあるまい。

冷静な対応などではない。最大の国家機密をリークされるのだから。国家の体すら為していない。なさけない限りである。

尖閣ビデオリーク者を守れ

原則、このような国家機密をリークという手段で流出させた人を許してはいけない。これを許せば、二・二六事件も肯定されてしまう。しかし、五年後評価されるのはこのリーク者ではないのか。
鳩山前首相はこのリークに対して「クーデター」であると、初めてまともな評価をした。これはクーデターであり、歴史上最悪の民主政権への倒閣クーデターである。
民主党政権に対しては、軍事的クーデター以外は、私は許されると思う。田母神氏のデモ行進を見てもおわかりだろう。ルールに則り、国家の気品を失わない。品がないのは民主党だ。予算委で塩崎氏に尖閣ビデオについて突っ込まれた仙谷が、「個人の見解としてそのようなことを言うのは問題だ」と顔を真っ赤にして応戦する。これでは子どもの喧嘩で、革新系の議員が得意な論点のすり替えだ。どこをどうしたら冷静な対応をされたと評価できるのか。
このような政権を黙認し、国家を失うことは許されない。今、なんとかしなければ取り返しがつかない。

佐々氏などは、リーク者は堂々と名乗りでればいいと言う。恥じることはない。佐々氏みずから弁護すると宣言している。

特例を許すかの判断は迷うところだが、時間がない。あと二年程度で日本が失くなるならば、小手先の改革をしている時間はない。新しい国づくりをする時ではないのか。
明治維新よろしく、すべてを白紙にもどして普通の国をつくらなければ日本は今世紀末を待たずに歴史上から消えるだろう。そうした意味で、特例というよりもその口火を切ったというリーク者は評価されるべきだ。この国を存続させたいならば、このような英雄的行為を支援するのは必要なことだろう。犯人探しが論点ではないのだ。
日本は本当の主権国家にならなければならない。どこの国にも恥じることがない、自国民による憲法を創り、アジアと世界の安定を現実的に守る国に脱皮する「時」なのではないのだろうか。

もはや民主党は解党レベル。下野も許されない解散せよ

民主党は解党するべきだ。もはや解散で国民に信を問うレベルでもなくなった。すみやかに尖閣ビデオノーカット版を公開し、潔く党を解散するべきだ。存続さえも許されないレベルだろう。
そして、その亡国政権を後押ししてきたマスコミ諸氏も、良心があるならば反省するべきだ。あきらかに恣意的な報道で、結果あなた方が住む国が失くなることになる。自分で自分の首を絞めるのはもう終わりにしよう。
あなた方は、自らの嘘で五年後十年後苦しむことになる。
国民の皆様も声を上げてほしい。まだなんとかなるレベルはとっくに超えてしまった。

もとより、潔い人たちならばこんなに国民は苦しむことはなかった…。

今の一言:変な時間に目が覚めた