Wikileaksと朝日新聞

5月4日、朝日新聞は「ウィキリークス公電7000点 本社分析」と銘打ち、一面トップに「米軍グアム移転費水増し」を掲載。
日米で取り交わされたとされる公電7000点を、ウィキリークスから入手し、信ぴょう性を確認した上で掲載したとのこと。当日の紙面は、この流出した公電で埋め尽くされていた。

とくに日本政府にとっての大打撃は、先の一面トップの「米軍グアム移転費水増し」だろう。

 問題の公電は08年12月、在日米大使館から国務省あて。日米両政府は当時、06年5月に両国がまとめたロードマップに基づき、具体的な資金負担の進め方などを決める「グアム移転協定」の交渉をしていた。公電は暫定合意の妥結を報告、経緯を詳述している。

 公電によると、ロードマップ作成時に日米の負担額を決める際、米側が「実際は必要ではない」軍用道路の建設費10億ドルを再編費用に盛りこんだ。08年の交渉では米側が、軍用道路を盛りこんだのは総額を増やすことで日本側の負担比率を相対的に低く見せることが目的だったと説明し、日本政府もその点を了承した。

米軍グアム移転費水増し 日本の負担軽減装う 流出公電

米側が費用を水増しして、92億ドルだった総額を10億ドル増やすことで、3分の2だった日本の負担を60%を切るようにしたという。日本側の負担を相対的に少なく見せていたということだ。
他にも、移転対象の海兵隊員の数も水増ししていたとのリーク。

この点、民主党政権には傷がつかないように「08年」と自民政権時代の日米合意に楔を打つ巧妙さ。
朝日新聞は、何がなんでも普天間基地移転は頓挫させて、日米同盟の深化はさせないつもりらしい。

民主党政権の迷走で、普天間基地移転は混迷を極めた。無責任な国外移転論が現実的ではないと、やっと正気に戻り、震災のどさくさに便乗した民主党政権は、世間の目が他へ行っている間にV字滑走路案で難着陸させようとした。朝日のウィキリークス化は決まりかけたこのタイミングでだ。

流出した公電の朝日新聞社による分析記事は、当日分だけで多数あり、震災についてのものも見受けられるが、3分の2が米軍、沖縄問題と執拗に普天間問題を攻撃している。

要するに、朝日新聞は「日本を丸腰」にしたいのだろう。
日本が丸腰になったらどうなるか。自分の国を自分で守れないどころか、誰も助けてくれないことになる。

東日本大震災で10万人を展開しての自衛隊の救済活動。「トモダチ」作戦と銘打っての米軍の迅速な支援活動。民主党日本政府に無視されても最大の経済的援助をした台湾。

かたや、今回のように震災以上の弊害を垂れ流すマスコミ。

本当に日本を守ろうとしているのはなんなのか。頼りになるのはどこなのか。
おもわずうなりたくなる。

参考