中国の軍拡

 

孤立する日本

友人が櫻井よしこ氏の沖縄での講演に行ったらしい。

沖縄での講演なので沖縄にまつわる話から始まったのだろうが、その中で迫りくる中国の足音を再三にわたり警告をしていたようだ。

「二年前から非常に危険を感じた」といわれる櫻井氏は、このままでは日本は液状化すると警告を発している。

 

オバマ政権はヒラリーとともに親中政策。オバマ政権の要人と話してきたが、飛び交う言葉の中に「G2」という言葉が飛び交う。G2とは米・中の二国。もとより国連はあてにしていない。世界は今後このG2が仕切るということか。

そのG2の米国の方は、中国に大量に国債を握られ、適正な判断ができなくなっている。

 

西太平洋は中国のものか?

櫻井よしこ氏は同講演の中で、アメリカ第七艦隊の司令官がキーテムの時、ハワイを中心に太平洋を半分に割って、東太平洋をアメリカ、西太平洋を中国で分けようと中国側が言ったという報告があった」と言っている。

そんな中で、台湾が陳水平政権の時に、米国から武器を購入する際、最新の武器を売ってくれなかったそうだ。米国は中国の顔色をうかがっている。さらに、沖縄にも第五世代の武器がない。第四世代のF15しかなく、オバマはF22を売ってくれない。第五、第六は天と地の違いだ。2007年に沖縄嘉手納基地への一時配備した際も、不備があったとして予定日よりも遅れたが、北朝鮮が米国へ暫定配備を中止するように求めたからだという報道もある(読売新聞)

このように、日本の安全保障から、オバマ政権は身を引き始めている。

軍拡する中国の軍事費は15兆円。日本は4.8兆円だから約4倍だ。その中国が目指しているのが核大国。核軍縮を目指すオバマがどうして、その中国と仲がよいのか。政治の世界は複雑だ。

核兵器には、短距離核と長距離核がある。オバマ大統領の言っている「核のない世界を作りましょう」というのは「中距離核」のことを言っているそうだ。

オバマが提唱している中距離核保有数は米6000、ロシア4000、中国6000だという。

さらに中国は、宇宙衛星を破壊できる技術を開発しているらしい。米国はそれを恐れている。今後、中国は宇宙ステーション、月の基地を作ろうとしている。たくさんの衛星を飛ばしているのもそのためだ。米ソのスターウォーズは終わってなかった。今まさに水面下で米中がその舞台を形成しつつある。

中国はさらに、2020年に空母を保有する。私が10年前に、「中国はあと10年で空母を保有する」と聞いたが、2020年らしい。空母を保有するとどうなるか。制海権はぐっと広がり、太平洋の軍事バランスは様変わりする。

だが10年猶予ができたのは、日本にとってありがたいことだ。その間にシーレーンの確保は準備できる。ただし、10年前に聞いた話にも関わらず、一向にその対策が見えない。憲法9条が足かせとなって、結局何もできない。根元を変えないと、指をくわえてみているだけである。それこそ「今」変えないと、本当に間に合わないのだ。